積み重ねの成果
昨日のアメブロの記事では、
成功するには積み重ねが大事というお話をしましたが、
今回のモロッコ旅では自分の積み重ねたものを
実感するような出来事がありました。
よく行く雑貨屋さんに入った時、
日本人の話し声がして「あれ?」と見てみると、
二人の日本人女性観光客がお買い物をしていました。
それで、彼女たちもまだ買い物したいようだったので、
私も宿に戻る時にスークを通るので途中まで一緒に行く事にしました。
女性たち「両替できる所ってありますかねー?」
私「あー、あの斜め向かいにありますよー」
さらっと答えられる自分がいました。
スークへの道中もお店がいろいろあるのですが、
気になるお店はふらっと立ち寄ってみたり。
「昨日はお店の人に「BAD!」って言われたんです・・」と、
あまりお買い物で良い思いをしなかったご様子のお二人。
私も最初はそうでしたが、買い物慣れしていないと、
「高値で売りつけられて損するんじゃないか?」という気持ちから、
すごい警戒オーラが出てしまうんですよね。
最初は相場も、どのくらい値切れるのかもわからないし、
実際ぼったくる店もあるので、警戒モードになっちゃうのはわかる。
私も最初は値切りすぎて、初めはお店の人も
「オッケー」なんて言っていたから「やった!」なんて思ってたけど、
請求額が全然違ってておまけにお釣りもちゃんと返してくれないなんてことがあって、
しばらく買い物はトラウマになっていました。
でも、今思えば相手も人間。
そんな無謀な金額を言ってくる奴は意地悪してやろうって思ったのだと思うのです。
ということで、最近の私はまずはにこやかに
「アッサラームアレイコム!」とお店の人に挨拶して買い物スタート。
「だいたいこれならこの価格かな?」と自分なりに線引きはあらかじめしておいて、
それに見合わなければ「それじゃ、いいです。」と店を出る。
少し予想より高くても欲しければそれで買う。
そんなシンプルな感じです。
そして先の日本人お二人のお買い物もそんな感じで進めていたら、
お店の人もにこやかだし、話も弾んだりして、
そのお二人も「お買い物楽しい!」と言ってくれて良かった良かった。
複雑なスークもいつしか地図なしですたすた歩けるようになりました。
例え迷っても軌道修正はできる。
まだまだ駆け出しと思っていたけど、
確実に積み重ねてきたものはあるんだなと気がついた、
そのお二人との出会いでした。