【モロッコ旅行記 Season4 】6日目 #05
※写真は様々な商品に付けるタッセルの資材屋さん。
スークでの買い物はいちいち時間がかかります。
値段が決まっていなく、いちいち価格交渉しないといけないからです。
値切り上手な人は極限まで値切りたおす人もいますが、
私はそこまで値切りません。
めんどくさいというのもあるけど、
お店の人もそれを作る職人さんも生活があると思うので。
まぁでも相場より高い場合は相場くらいまでは交渉しますが。
小ビンや真鍮の工芸品のお店と、
ラグスークにあるクッションカバーのお店をまわり、
鏡屋さんの前で鏡を見ていたら、おじさんが話しかけてきた。
お店の人かと思いきや、もう一人おじさんがやってきて、
「この人がこの店のボスだよ」と
先のおじさんは告げてどこかに行ってしまった。
ボスという人が対応することになったので、
交渉して大小合わせて10数枚鏡を買いました。
ボスもそんなに買うとは思わなかったようで嬉しそうだったので、
「もう一声!」と言ったら少し値引きしてくれた。(笑)
鏡を包んでもらって帰ろうとすると、最初のおじさんが出てきて、
どうやらお向かいのお店の人っぽいのだが、
「自分が声をかけてお客さんを呼んだのだから、
少しマージンをよこせ。」と、
ボスに言っているようだった。
おそらくたくさん買ったのも見ていたのだろう。
ボスは「いやいや!」と断っていたが、
最初のおじさんも食い下がってモメている。
モロッコに来たばかりの頃の私だったら、
私の買い物で何かモメてたら「どうしよう・・」とオロオロする所だが、
こういうのでモメるのはモロッコあるあるなので、
買い物を終えた私はしれっとその場から去った。
我ながら多少の事には動じなくなったな。(苦笑)