【モロッコ旅行記 Season4 】6日目 #02
お天気は素晴らしく、山がきれいに見えた。
景色は素晴らしいがここは魔のバス酔い路線・・。
私は酔い止めを飲んで万全の体制だったけど、
斜め後ろの小さな女の子と、
真後ろの若い女性が吐いてしまっていた。
(行きは周りが男の人ばかりで全然大丈夫だったけど、
やはり女性や子供は酔いやすいのかな。)
私も酔い止めは飲んでいるとはいえ、そういう雰囲気につられやすい。
ひたすら気にしない様に違うことを考える。
隣のマダムもつられないように鼻の下にメントールを塗り塗りしていた。
マダムがつぶれたら本当に私もヤバい!頑張って!マダム!
ちなみにモロッコでは酔い止めというものが
存在しているのかしないのかわかりませんが、
そういうものを使う人はいなく、
対策としてはみかんを食べるとかメントールを塗るとからしい。
そして途中でトイレ休憩。
だいたいドライブインのような所に停まることが多いのだけど、
この時は山の中の集落のような所に停まった。
トイレがどこにあるのかわからなかったので、
ちょうど前を歩いていた隣の席のマダムに
「トイレはどこですか?」と聞くと、
数件あるうちのお店の中のトイレに案内してくれた。
アラブ式でトイレの前に小さいバケツがあったのだが、
「これを使うのよ!」とジェスチャーで教えてくれた。
バスに戻ってマダムも戻っていたので、
お礼にアメくらいしか持っていなかったのでアメをあげたら喜んで、
今度はヨーグルトとローズウォーター
(「これ顔につけるのよ!」とまたジェスチャーで教えてくれた。)、
をお返しにくれた。
ホブス(パン)も「食べる?」とくれようとしたので、
それは「結構です。(^ ^;)」と断った。
お返しが大きいよ〜。(笑)
バスは長い長いアトラスの山道を走り、マラケシュにやっと到着。
最後にマダムに「オルボワー!」(フランス語で「さようなら」)と言うと、
向こうも「オルボワー!」と微笑んで別れた。
最初はツンとした感じの人に見えたけど、マダムめっちゃいい人だった。