【モロッコ旅行記 Season4 】4日目 #07
そしてお腹も空いたので街へ戻りました。
近所の子がお昼休み後学校へ戻る所で
(モロッコでは生徒はお昼に一回家に帰るようです)、
車に一緒に乗り、途中にある学校で降ろしました。
こういう助け合いが普通に行われるのがモロッコの良いところです。
街中のカフェに入り(ここも前に来たことあった)、クスクスを注文。
待っている間にラグ屋さんが男の人を連れてきました。
明日はバラの谷ケラア・ムグナに行く予定でしたが、
そこの案内をしてくれる人だそうです。
「どのレベルの工房が見たいの?」と矢継ぎ早に質問してきます。
そんなにすらすら英語が話せる訳ではないので、
「えーっと」とか言っているとたたみかけるように話してくる。
「ちょっと話しづらいなぁ」と思っていました。
しかも出発前のメールではラグ屋さんも同行してくれるとのことでしたが、
ここにきて「明日は行かないかもー」みたいになってる。Σ(゚д゚;)
「ちょっと待って!この人と二人だけ!?」と思わず動揺してしまった。
ラグ屋さんとしては、ラグ屋さんなので
ラグには詳しいけどケラア・ムグナには詳しくないから、
行っても満足いく案内ができないとのこと。
「えー!それでも一緒に来てー!」と懇願する私。
ラグ屋さんとそんな話をしている間もその男性はずっと話しかけてくる。
「今、こっちと話してるっちゅうの!」
わーわーと話がまとまらないので、
ラグ屋さんがいつも取り次ぎをしてくれている知り合いのガイドさんに電話をかけてくれた。
ガイドさんは「それはラグ屋さんにも行ってもらわないとダメですね。」と、
ラグ屋さんを説得してくれてなんとか同行してくれることになりました。(ほっ)
でも最後に「インシャッラー(神の思し召しがあればの意)」とか言っていたので
本当に来てくれるのかずっと心配だったけど。。。。