モロッコのラグ
モロッコのラグはイランやトルコのラグと並んで、世界でも有名です。
モロッコ国内ではラグの生産は一大産業となっており、
その地域によって様々なタイプのラグが存在しています。
その中でも当店では「アフニフ」というタイプのラグを中心に扱っていく予定です。
上の写真は実際モロッコから届いた画像で、こちらの商品は販売いたしますので、
どうぞお楽しみに♪
(今の所、順調にいけば9月下旬頃ショップオープン予定です。)
アフニフは単色に不思議な幾何学模様がなされたデザインが多いのですが、
こちらのボーダー柄はちょっと珍しいです。
このラグはモロッコの女性が家事の合間に織り上げます。
今では販売用に作られる事が多いですが、
本来は各家庭で使用するために織られていました。
デザイン画などはなく、個人個人思いつきで織って行くそうで、
そのため一枚一枚に織り手のセンスが出ると同時に、
同じ物は二つとないラグでもあります。
一枚織り上げるまでには大きさにもよりますが、
1~3ヶ月ぐらいかかるそうです。
さて、モロッコから届いた画像の中に気になる一枚が…。
こちらは入荷しなかったのですが、
この模様、ちょっと「ヘタッピ」ではありませんか?
個人的にはこのヘタッピなユル~イ感じ、ツボでしたが。(笑)
モロッコのラグを織る女性の中でも、得意な人と苦手な人がいるのでしょうか?
それともまだ若い、ラグ制作初心者の作品なのでしょうか?
そんな想像を張り巡らせるのもラグの楽しい鑑賞法です。