ギリシャ神話とアトラス山脈

ギリシャ神話とアトラス山脈

ギリシャ神話はわりと好きだったりするのですが、
モロッコにもギリシャ神話にまつわる話があります。

モロッコの南北を分断する「アトラス山脈」は、
ギリシャ神話に出てくる神「アトラース」から来ていると言われています。

以下ウィキペディアより抜粋

『ティーターン神族がゼウス 達との戦い
ティーターノマキアー )に敗れると、

アトラースはゼウスによって、
世界の西の果てで天空を背負うという役目を負わされる事となった。
この役目はアトラスにとって、苦痛を伴うものであった。』

力持ちだったアトラースは、
そうしてずっと天空を支えなければいけなかったのでした。
天空を支えるってどういうこと!?と現実には思いますが、
ギリシャ神話らしい話の流れですね。

その後やはり力持ち系神様のヘラクレスに肩代わりをさせようとしたのに、
逆に騙されて再び背負うはめになったりといろいろあったようですが、
最終的にはメデューサの首を討ち取ったペルセウスに、
「お願いだからもうその首を見せてくれ」と
お願いして自ら石にしてもらった結果が

アトラス山脈となったということらしいです。
(諸説別のお話もあるようですが)


そうやって神話と結びつけて見ると面白いですね。

アトラスの話はいつごろ聞いたのか忘れましたが、
中学生の頃には知っていたと思います。
そして力持ちの神様が天空を支えて山と化した、
世界の西の果ての山脈に想いをはせました。

モロッコ旅行ではそのアトラス越えもしましたが、
どこまで行っても大きな山が連なって、
いつまでもつづら折りの道が終わらないという印象でした。
確かに神話のアトラスを彷彿とさせる力強いお父さん的な山でした。

余談ですが日産から出ているトラックも
「アトラス」という名前のものがありますね。

やはり「アトラス」という名前は「力持ち」というイメージなのでしょうね。



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