メズモロで仕入れているバブーシュの工房
メズモロが仕入れているスパンコールバブーシュ、
どんな所で作られているのかご紹介します!
メズモロのバブーシュは、
モロッコに工房を持つ卸業者さんから仕入れるパターンと、
マラケシュのバブーシュのお店から買い付けるパターンがありますが、
基本的にスパンコールのバブーシュは前者から、
スウェードや外履きバブーシュは後者から買っています。
スウェードバブーシュのお店はこちら↓の記事でご紹介しています。
マラケシュでいつも買い付けに行くバブーシュ屋さん
今回は卸業者さんの工房をご紹介します!
バブーシュの工房は機械化された大きな工場と言うよりは、
職人さん数人でひとつひとつ手作業で作り上げる小規模なものになります。
マラケシュにはこのような工房が点在しています。
まずは革素材を革の業者から仕入れます。
(写真は羊革になります。)
革素材も市場に出回っているものは品質がピンキリで、
どのレベルの革素材を使うかでバブーシュの品質が左右されます。
品質レベルの低い革はゴワゴワしていたり、シワっぽかったり、
バブーシュ特有の匂いがきつくなったりします。
安価なバブーシュは安価な革素材を使用している事がほとんどなので、
高品質な革素材のものと比べると出来栄えに雲泥の差があります。
革に型紙の印をつけて、この後切り出していきます。
切り出した革にペイントをして、アッパー部分のパーツができました。
色は毎回目分量で染料をブレンドして作るため、
同じ色でオーダーをしても毎回色ブレがあります。
なんで色の配合レシピとか作らないのかな〜?と思いますが、
どの工房でも大体このやり方になっています。
アッパー部分の革パーツは内職の女性に託して
ビーズとスパンコールを付けてもらいます。
ビーズとスパンコールの配置バランスも、
内職の女性のセンスによって少しずつ変わります。
ビーズの装飾作業は女性、
その他パーツの切り出しや縫製は男性の仕事になっています。
各パーツを縫い合わせて完成間近の状態。
あとは底の部分にスポンジを入れて革を貼り、
かかと部分を接着したら完成です。
完成したバブーシュたち。
いろんな色が出来ました〜。
メズモロでおなじみのカラーもありますね。
箱に詰めて日本へ旅立ちます。
一度に数百足から千足くらい作るみたいです。(大変!)
日本に届いたら卸業者さんの検品が入り、
合格したものをメズモロが仕入れています。
もちろんメズモロでも検品しています。
何段階もの検品をする事で、
お客さまにご安心いただけるものをお届けしております。
色味も日本人の好みに合った
パステルからシックな中間色を中心に取り揃えています。
遠い国から職人さんの手を経てやってきたバブーシュたち。
良かったらこのスパンコールバブーシュを手にしてみて下さいね♪
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