モロッコおすすめのホテル
店主のメズモロがモロッコで宿泊したホテルの中で、
おすすめの所をいくつかご紹介いたします!
旅の参考になればと思います!
●Dar MIrai(ダール ミライ)@マラケシュ
ここは外せない!(笑)
2015年からマラケシュに買い付けに行く時は、
毎回ここでお世話になっています。
オーナーは日本人女性の岩間ひかるさん。
モロッコ人の旦那様のアリさんと一緒に管理運営しています。
なんと言っても中二レベルの英語力の私には、
日本語が通じるのが嬉しい。
ちなみにアリさんも日本語が話せます。
ひかるさんご一家は以前はこの場所にお住いでしたが、
今は別の所にお住まいです。
モロッコ人の常駐のスタッフはいます。
ひかるさんはモロッコで子育てもされていて逞しい女性ですが、
日本人らしい奥ゆかしさや細かな心遣いも持ち合わせており、
同じ日本人としてほっとします。
モロッコ料理に飽き飽きしてきた絶妙なタイミングで、
雑炊を作ってくれたり、日本食レストランに誘ってくれたり、
はたまた朝早い出発で朝食が用意できない時は、
夜のうちにおにぎりを作って部屋に届けてくれた事もありました。
またモロッコに関する知識も豊富なので、
何でも相談に乗ってくれて頼もしい。
ダール ミライは、マラケシュの旧市街、
バブ・ドゥッカラ(ドゥカラ門)から徒歩2、3分の所にあります。
一回行けばわかりやすいでのですが、
最初は迷うと思いますので、
ドゥカラ門まで迎えに来てもらった方がいいかもしれません。
マラケシュの交通の要はメディナ(旧市街)南部のフナ広場と、
西側のドゥカラ門。
門の周辺はバスターミナルやタクシー乗り場があり、移動に便利。
↑ドゥカラ門
ドゥカラ門の内側からダール ミライに行く途中は、
屋台や食材の露店が並び、かなり賑やか。
庶民の台所的な場所で、治安も良いので安心なエリアです。
パニーニやサンドイッチのスタンド、パン屋さんなどがあるので、
食には困らず。(しかも安い)
私もかなり頻度高めで利用しています。
ちなみにこの道をまーーっすぐ15分くらい行くと、
マラケシュの雑貨屋などが無数にひしめき合うスーク(市場)に繋がります。
ダール ミライの中は、古い邸宅を改装したモロッコの伝統的建築スタイル。
真ん中にみんながくつろげるリビング(ロビー)があり、
そのリビングを囲むように一階と二階に宿泊客用の部屋があります。
ロビーではみんなでお喋りしたり、
まったりと本を読んだり自由に過ごしています。
二階の部屋。
お客さんは手すりにタオルを干したり、気楽に過ごしています。
アットホームで民宿みたいな感じです。
写真はベッドしか写っていませんが、
お部屋にはベッドとテーブルがあります。
シャワー付きのお部屋は2部屋あります。
その他のお部屋はシャワーが共同になります。
↑お部屋についているシャワーと洗面台
テラスもありま〜す。
写真はテラスの一部ですが、
写っていない所にもっと広くて長いソファがあります。
朝食付き♪
大体どのホテルでも基本はこのような感じです。
日本で言ったらシャケと卵と焼き海苔と〜みたいな感じかな?(笑)
この日はホブスというフリスビーみたいなパン
(かごに入っているもの。これはカットしてあります)、
薄焼き卵、黒オリーブ、ヨーグルト、スタッフのお手製ケーキです。
日によってフランスパンだったり、
クレープみたいなムスンメンという薄いパン?の時もあります。
朝食はロビーで取ります。
Dar Mirai のホームページはこちら
●Riad Diana(リアドダイアナ)@マラケシュ
ダール ミライのお部屋が取れなかった時に泊まったお宿です。
2023年の情報です。
リアド・ジトゥン・ラクディム通りから少し入った所にあります。
この通りはおしゃれなショップやカフェ、レストランがあり、
観光客で賑わっている通りです。
買い物にも出やすいので便利でした。
↑ウェルカムティー
Dar(ダール)もRiad(リアド)も同じく
古いモロッコの邸宅を改装したお宿ですが、
ダールの方がカジュアルな感じで、リアドの方がより邸宅感があります。
明確な違いはよくわかりませんが、
中庭(ロビー)の四隅にオレンジの木があるのがリアドと言われています。
(このお宿はオレンジの木はありませんでしたが・・)
ロビーの雰囲気が素敵♪
上も素敵♪(私は一階の部屋だった)
ちょっとぐちゃっとしてますが(部屋に入った時は綺麗でした!)、
ベッドはこんな感じ。
ベッドと小さなテーブルがあるくらいのお部屋でした。
洗面台も素敵〜。
階段の踊り場のディスプレイ。
色々参考になる。
朝食付き〜。
冬だったからかホットチョコレートが出てきた。
珍しい。
お宿の人は穏やかで親切でした。
チェックアウト後はドゥカラ門のダール ミライに
移動しないといけなかったのですが、
ここからドゥカラ門まではちょっと距離があり、
スーツケースとか重い荷物持っていたので
「どうしたものか?」と考えていました。
でもスタッフさんがリヤカーおじさん呼んでくれて
タクシー乗り場まで連れて行ってくれて、
タクシーのドライバーにも事情を説明してくれて本当に助かりました。
ここのお宿はおすすめです!
リアド ダイアナ
●Riad Papadou(リアドパパドゥ)@マラケシュ
こちらも2023年にダール ミライのお部屋が取れなかった日に
お世話になったお宿です。
リアドという名前ですが、オレンジの木はなく、
プチホテルといった雰囲気です。
ロビーの雰囲気が可愛かった。
テーブルが可愛い。
やはり客室がぐるりとロビーを囲むスタイル。
ダール ミライからバブ・ドゥッカラ通りを
スークに向かって5分くらい歩いた所にありました。
まぁまぁ利便性は良かったですが、
バブ・ドゥッカラ通りから少し奥まった場所にあるので、
慣れていないとわかりにくいかもしれません。
あと、この近くは街灯が無いので、
日が暮れてから帰る場合はちょっと怖いかも。
ですが、奥まった所にある分、静かでした。
お部屋はRiad Dianaと似た感じ。
ベッドと小さいテーブルがありました。
洗面台。
やっぱりRiad Dianaと似てる。
朝食は定番な感じですね〜。
ちなみに緑のお皿に乗っている右下のが、
クレープみたいなパン?ムスンメンです。
私はマーマレードとクリームチーズの組み合わせで食べるのが好き♡
ここのオーナーさんも落ち着いていて親切な感じでしたね。
色々観光の紹介をしてくれようとしたけど、
私は買付目当てだったのでお断りばかりで・・。
しかも何泊かしていた上に、日中何度も部屋に戻って休憩してるから、
怪しい人物と思われていないか心配でした。
こういう時は事情がわかっているダール ミライだと気兼ねなく過ごせる。
リアド パパドゥ
●ラ カーサ デル マール@エッサウィラ
2018年に宿泊。
ここはインテリアがめっちゃ可愛かったホテルです。
ここもリヤドというよりプチホテルといった感じでした。
エッサウィラは小さな町なので、
場所がわかってしまえばそれほど難しくないですが、
最初は場所がわかりづらいかもしれません。
私はスプラトゥールという長距離バスのステーションから、
リヤカーおじさんに宿まで連れてきてもらいました。
500円くらいで行ってくれるので下手に迷うより早いです。
素敵なお部屋!
可愛すぎる!!
この窓の外がすぐ海で、
ずっと波の音がザバザバしていたのが気になりましたが、
基本静かです。
横長のお部屋でベッドの反対側にはソファが。
お部屋によって色が違うのですが、
このお部屋は赤で統一されていました。
カーテンも素敵〜。
この縛ってまとめるスタイルは、
メズィヤーン モロッコ洗足池店舗で真似しています。(笑)
シャワールームも赤系で揃えてきています。
これまでの伝統的なリヤドスタイルとはちょっと違う。
外階段から各部屋に向かいます。
屋上テラスから海が見える。
青と白のコントラストが爽やか〜。
朝食付きなのですが、ここでは朝早い出発だったので、
朝食の用意が間に合わず、コーヒーだけ用意してくれていました。
私の個人的な感想なのですが、
エッサウィラの人はなんだかクールな感じがするんですよね。
まぁマラケシュとか他の街が暑苦しすぎるのかもしれませんが。(笑)
ここのオーナーさんはイタリア(だったかな?)の女性でした。
あまりお話しする時間なかったですが、
やはりエッサウィラ独特のクールな感じがしました。
(普通に親切ではあるのですが)
ラ カーサ デル マール
↑二階のスペース。おしゃれ〜。
こちらも2018年に宿泊した時の情報です。
ワルザザートからタズナフトやケラア・ムグナに行く予定だったので、
3泊くらいしたんだっけかな?
長距離バスのステーションから歩いて10分くらいの所でしたが、
車の走れる道路に面しているので、
タクシーでも目の前まで来れるのが良かったです。
フロントは若いお兄さんの時と、
お姉さんの時とシフトで変わっているようでした。
ここもリアドという名前ですが、プチホテルといった感じの所です。
お部屋は広め。
大きめのベッドと、
隣にゆったりしたソファーとテーブルのコーナーがあり。
一人で持て余すわ〜。
ラグがおしゃれ。
朝食は屋上のテラスに用意されますが、
この日は風が強かったので、
屋上のサンルームのような場所で食べました。
このホテルのネックは食事ができる場所が近くになかった事。
一番近いモロッコレストランまでは歩いて10分くらいかかりました。
日中出かけて疲れて帰ってきて、
夜また食事のために歩くのはしんどかった。
後で歩いて5分くらいの所にサンドイッチのスタンドを見つけ、
これは助かりました。
朝早い出発の前夜、テラスでの朝食は用意が間に合わないので、
夜のうちに用意して部屋に持ってきてくれると言っていましたが、
フロントの若くて綺麗なお姉さん自ら外に買い出しに行って、
大きなお盆に用意された朝食セットを
よいしょよいしょと部屋まで持ってきてくれたのは、
なんだか感激しました。
ワルザザートでの対応がこうだったので、
その後に泊まったエッサウィラの対応が
ちょっと冷たく感じたのかもしれません。。
リヤド アゾウレイ
2013年に一番最初にモロッコに行った時に泊まったお宿です。
私が今まで泊まったホテルで一番豪華でした。
パッケージツアーに組み込まれていたので
一泊いくらかわかりませんでしたが、
宿泊の時期にもよりますが一万円以内でも泊まれそうです。
フェズの旧市街の中にあり、この時はガイドが付き添っていたので、
場所が全くわかりません。(^ ^;)
暗くて細い路地から一歩足を踏み入れたらそこは異世界!と感動しました。
重厚で伝統ある様式はフェズらしい雰囲気。
アラブのお姫様になった気分だったよ。
バスタブ付きのバスルーム。
写ってないけどこの左手にトイレがあり、広すぎだった。
憧れの天蓋付きベッド。
一人で無駄に広い。
天井も綺麗でしたね〜。
フェズは一回しか行っていないけど、また行きたいねぇ。
こんなゴージャスなリヤドだったけど、
スタッフさんはアットホームで親切でした。
他にもご紹介したいホテルはありますが、
マニアックな街だったりするので、
ひとまず主要な街のホテルをご紹介しました。
よかったら参考にしてみて下さい♪